数字のマジック
一般的に不動産サイトや広告での1畳は、180cm×90cm(1.62㎡)とされてます。
実際にはこれよりも少し小さめの畳となってます。
これは一般的な住宅は910モジュール(尺モジュール)で建てられているからです。
そして、一部のハウスメーカーやローコスト住宅などで1mを基準とする「メーターモジュール」と呼ばれるモジュールで建てられている家があります。
畳のサイズが200cm×100cmとなります。
910モジュール・メーターモジュールの廊下幅は
有効幅
910=780mm
メートル=870mm
となります。
これは建てるときに柱と柱の間隔が910mm(910モジュール)・1000mm
(メーターモジュール)となっているからです。
その部屋内に畳を入れるので前記の少し小さめの畳サイズになる理由です。
壁の内から壁の内のに入れるからです。
アパートやマンションなどコンクリートの建物では壁の厚さがあって壁間が狭いので極端に小さい畳が入ってます。団地サイズとか団地間とか言われてます。
部屋や廊下が広くなるのは良いことですが・・・
メーターモジュールの場合、910モジュールよりも廊下幅などが9㎝も広くなるので良いと思える方もあります。
それとともに910モジュールで十分という方も多いです。長年、日本の家はこのモジュールで家を建てていたので、このサイズ感に慣れているからですね!!
実はここからが今日の本題なのですが
まったく同じ間取りだと、当然メーターモジュールの方が広いが高い
建物が広い、大きい=建築コストは高い
これはわかることだと思います。
必要があって、広い・大きい家が必要なら良いのですが・・・
910モジュールに比べてメーターモジュールは約2割、家の大きさが大きくなります。
このことを家を建てるお施主さんがしっかりと理解できているかですね?
普通はこのことに気が付かずに話を進めることが多いです。
家を建てるときにお金がかかるのは水回りなどです。
壁や床、天井などは広くなってもそれほど材料代は増えません。
日本の場合は坪単価で計算しているので、壁や床、天井が増える分はそう建材や材料費は増えずに、建築総額は増えます=利益が増えることになります。
ローコスト住宅を中心にメーターモジュールを採用しているのはこの数字のマジックで儲けられるからなのです。同じ間取りでも大きな家を建てることになるからですね!!
土地によってはモジュールの問題が出ることあります。
各社に相見積もりをされるときに、同じ図面で見積もりを取ることあります。そうすると同じ間取りだと敷地に入らないことがあります。二割も広いので入らなくて当然ですね!!
資金計画の中で建物のモジュールの問題は大きいですね!!
同じ間取りで予算が2割増えることとなります。
広い空間、広い廊下が必要ならですが、そうでもないのに高い家を建てさせられることとなります。
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