2023.05.11 カテゴリ：ブログ

調湿だけでなく透湿性能も高い壁です。

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最近は 「高気密住宅」というのがトレンドとなってます。

高気密住宅とは、家をスッポリとビニールのシート(気密シート)で覆った家です。しっかりと作りこまれた家はペットボトルのように水蒸気や湿気を通しません。当然ですが発生した水蒸気や湿気を処理しないといけません。そこで除湿器や大型のエアコンで対応する家となってます。

気密シートですがこれは断熱性能を高めるため、隙間風を入らないようにすることとともに、水蒸気や湿気を壁の中に入れないという目的もあります。日本のほとんどの家でグラスウールという断熱材が使用されてます。このグラスウールを使うことで気密シートを施工しないといけない家になってます。

このグラスウールですが調湿性能がないために湿度をコントロールすることができません。そのため壁内に水蒸気や湿気が入ってしまうと「壁内結露」が発生してしまいます。
水蒸気は「水」となり断熱材が吸い込みます。そのために断熱性能は下がり、最終的には柱や土台などの構造体を劣化させたり、腐らせてしまいます。これが家の寿命を短くする要因となります。

壁の中に水蒸気や湿気を入れないようにするという考え方ですが、完全に入らないようにするにはかなりの施工精度が必要となります。(正直言うと入らなくするのは木造では不可能ですね!!)
そのために全国で壁内結露のトラブルが発生してます。
たった2年で家がボロボロになった事例もあります。
今の日本はそんな家を建て続けているのです。

そんな家は強力な換気装置で２４時間エアコンのの力を借りて計画換気を実行してます。「窓を開けてはいけない」「換気装置のスイッチを切ってはいけない」というのが高気密高断熱の家の現状です。

人が中で生活します。人自体からもかなりの水蒸気が発生します。料理や風呂に入り、シャワーをします。これくらいなら換気装置で何とか処理できますが、窓を開けると多湿時なら大量に入り込みます。
その大量に侵入した水蒸気は家や換気装置では対応しきれないのです。
対応しきれない水蒸気は水となり室内や壁内に結露のトラブルを発生させることとなります。

一部で無垢材や自然素材の塗り壁を採用している高気密高断熱の家がありますが・・

一部で無垢材や自然素材の塗り壁を採用している高気密高断熱の家がありますがペットボトルのような、ビニールハウスのような家で施工しても「焼け石に水」状態ですね!!

アートホームズで採用している自然素材の断熱材(セルロースファイバー)は調湿性能に富んでいるので気密シートを必要としません。ペットボトルのような、ビニールハウスのような家にしなくてもよいのです。
そして、家全体に入れるので家一軒では浴槽一杯分の水蒸気(水分)を保てる性能です。

そして、湿気が留まることを防ぐために透湿性能のある壁構造としてます。寒さや暑さはしっかり防いでますが透湿性能があります。
このことで湿気や湿度が留まることがないので梅雨時期なども快適に過ごすことを可能としてます。
「壁内結露」で家を傷めることもないです。
また、ビニールシートに覆われて息が詰まるような空間ということもないです。

調湿だけでなく透湿性能も高い壁の採用で、「壁内結露」のトラブルもなく、いつまでも家が健康な状態が続きます。
抜群の耐久性を誇ります。
次世代、そのまた次世代に受け継いで行ける家です。

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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