2021.09.15
カテゴリ:ブログ
防虫性が高い断熱材
大切な家を劣化させる要因の2トップが
①木材腐敗菌
②シロアリ
です。
木材腐敗菌やシロアリが発生すると、壁はボロボロ、床はふあふあ、ミシミシとなります。
また、劣化だけでなく、耐震性の低下などを引き起こします。
シロアリ、腐敗菌に強い断熱材。
シロアリの女王アリは30年から50年の寿命があるとか?
家に居つくと長い間に渡って被害を出し続けます。
また、吹付のウレタン断熱材などは食われるわけではないですが、巣を作るので大きな穴を無数に作られます。断熱材の欠損で断熱性能の低下を引き起こします。
セルロースファイバー断熱材には20%以上のホウ素(ホウ酸)が含まれています。
このホウ素は防火性の向上のために入れられてますが、防虫性も高めています。
ゴキブリ駆除に使われる「ホウ酸団子」は約35%のホウ酸を練りこみます。
セルロースファイバー断熱材も20%以上のホウ素(ホウ酸)が含まれているのに対ゴキブリに効果があります。
また、カビや腐敗菌の胞子にも殺す効果が高いので、防ぐことがあります。
アメリカでは害虫駆除を目的として、セルロースファイバーが使われ、かつ防虫性を認定されている断熱材でももあります。
セルロースファイバー断熱材は多くの特性を兼ね備えたスーパー最強断熱材といえます。