エアコンの除湿

New file(37)


エアコンの除湿モードを使うと室温が下がってきます。

これは暖かい空気を冷やすことで室内機内で「結露」を起こさせて空気中の湿気を取り除いてます。

空気の特性として、温度が高いほどたくさんの水蒸気を含むことができます。

そこで夏は空気中の水蒸気量が多いので蒸し暑くなります。冬は逆に水蒸気の量が減るので乾燥気味となります。

除湿モードしたら発生した結露はドレインホースを流れて外に排出されます。

多湿時は排出される水がコップ一杯分くらいはすぐに溜まります。

この除湿の原理が壁の中で発生

夏場に部屋をエアコンで冷やせば、壁の中でエアコンの室内機と同じことが起こります。

天気予報で発表される最高気温は日陰の気温です。外気は40℃をはるかに超えてます。

室内のエアコンの設定温度は28℃にしましょうと呼びかけられてますが、実際にはそれよりも少し低めに設定されている家庭が多いと思います。

8℃前後の温度差があれば、結露が発生します。壁の中が完全に密閉されていれば良いのですが、実際には隙間だらけです。湿気を含んだ空気が大量に壁の中に入り込みます。

大量の水蒸気と温度差です。大量の結露が発生します。これが「夏型結露」です。

空気の温度が高い分、含まれる水蒸気の量も多いです。そこで冬の結露よりも、夏の結露の方が怖いのです。

画像の説明

サイディングの家では通気工法が一般的ですが、一部の家で壁内通気を取り入れている家があります。

壁内を乾燥?結露を起こさないために壁内を通気するのでしょうが大量に湿気を含んだ空気が通過するのですから逆効果のような気がしますが・・・

発生する結露対策をしないと家は劣化、腐る

壁の中に広範囲に発生する結露ですから、ドレインホースを付けて排水というわけにはいきません。

結露に強い構造の壁、断熱材を採用することが一番ですね!!

この件については以前からお伝えしてきてます。

調湿性能の高い断熱材や自然素材を使うことで対応できます。

猛暑で多湿の時には想像以上の結露が発生して、その結露が水に変わります。

この対策を考えないと大事な家が長持ちしません。

家のことなら何でも!
アートホームズにご相談下さい !
まずは、家づくりの無料相談会「山田塾」にご参加ください
☎ 082-836-3881
『「山田塾」に参加したいのですが…』とお伝えください