暖房をしても足元だけが寒い
「暖房を入れているのに足元だけが寒い~!」と底冷えがする部屋に悩んでいませんか?
断熱材が入っているちゃんとした家に住んでるはずなのに「どうして底冷えがするの?」でしょうか・・
昔の家なら「隙間風」が原因でした。
現代の家は気密性が高いので「隙間風」など起こらないと思いがちですが、「ほぼ隙間風」状態で冷気が入っているのです。
まずは窓からですが、まだアルミサッシにシングルガラスという家が多いです。アルミは熱伝導率が高く、寒さを素早く入れてしまいます。
また、日本独特のサッシの形状である「引き違いの窓」ですがレールのところや合わせのところに隙間が多く、ここからも隙間風が入ります。
ガラスからも寒さが入り放題です。現在は複層化されベアガラスやトリプルガラスを採用されてますのでかなり改善されてます。
次に壁や床からですが、スカスカの断熱材などで断熱が悪いとここからも寒さが侵入してきます。
また、断熱材が効いてないと壁や床が冷え切ってます。この壁や床からも冷気が出ます。この冷たさが壁や床が暖まるまでは体に伝わるのです。
断熱の良い部屋では暖房を入れる前からそう寒くないし、壁や床から冷気を感じるということもないです。断熱材が入っているだけではだめですね!!
しっかりと効いてないと意味がないですね!!
よく底冷えがするから床暖房をと・・・
よく底冷えがするから床暖房を採用するという話しを聞きます。それは本末転倒な気がします。
元の断熱をよくするということをせずに、床暖房を使う
床暖房は設備費用がかなり掛かります。本当は温度差ができないように床全体に入れるべきですが人のいる所だけ限定して施工とかよくあります。限定的な施工は家の中に温度差を発生させてヒートショックのリスクを増やすだけです。
実際に知り合いは床暖房のリフォームをして間もなく亡くなりました。暖かいリビングから裸足で冷たい床の洗面所に行ったとたんに倒れました。ヒートショックが原因です。
そして、床暖房はランニングコストもすごいです。最も効率の悪い暖房システムのひとつですね!!
床暖房の設備費用を考えると断熱の向上にその予算を回してもおつりがくるぐらいです(あくまでも弊社の計算ならですが)それでランニングコストが掛からずに快適に暮らせるのです!!
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