高断熱を目指すと窓も変わっていきます。

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前回は半樹脂の窓の話題でした。
半樹脂にすることで窓の断熱性能は飛躍的に向上しました。
ところがこれから超高断熱の家を日本も目指すことになってます。
そうすると熱を伝えやすいアルミを半分くらいですが使っているとどうしても高い断熱性能は出せません。

そこで今後はオール樹脂製の窓が主流になってきます。
お隣の韓国や中国でももう当たり前に使用してます。
何故か日本はアルミ→半樹脂→樹脂サッシという流れとなってます。
即、オール樹脂の採用とはいきませんでした。

ガラスの方も進化します。

昔はシングルガラスが当たり前でした。
現在はペアガラスが主流です。今後は複層化が進みガラスが三枚あるトリプルガラスとなります。

また、ガラスとガラスの間に空気よりも断熱性能の高いガスを入れたり、Low-Eガラスの採用したりしてます。(これらのことは別の日に取り上げます。)

これらの採用でガラス自体の断熱性能なども飛躍的に向上します。
冬場は家の各所から「熱」が逃げますが、5割は窓から抜けてます。
そして夏の暑さの7割くらいは窓から入ってます。
窓の性能アップが高断熱の住宅では大きなポイントの一つです。

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窓の形状も変わっていくと思われます。

日本独特といえる引き違いの窓ですが、この形状はどうしても隙間風が入りやすい構造です。
枠と枠が重なるところやレールの部分にどうしても隙間ができてしまいます。ここから隙間風が入ります。

海外でもスライドする窓はありますが両開きではなく、片方ははめ殺しになってます。稼働する方もパッキンで押さえられていて開閉は重いです。こうして隙間風が入りにくくなっています。

窓は形状によって気密性が変ってきます。縦すべりの窓など閉めたときにパッキンが枠全体に当たっていて、最終的に金具で締め込む漢字となってます。隙間風が入りにくい窓です。
高断熱、高気密化する家では窓の形状も重要なポイントになります。

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