赤瓦

画像の説明


沖縄を観光された方なら一度は目にされていると思うのが「赤瓦」ですね。
「赤瓦」沖縄の気候風土に合った屋根材です。

素焼きの瓦は通気性や吸水性が高いので、屋根にこもる湿気を取って通期性が良くなります。
断熱性も高く、強い日差しが当たっても屋根の温度上昇を抑えます。
もし、金属製の屋根材を使うとトンデモないことになります。
漆喰で塗り固められた瓦屋根は台風の強風に耐えられるようになってます。

この「赤瓦」は沖縄の南部で取れる「クチャ」という泥岩を使って作られています。
「クチャ」は貝やサンゴの死骸がたくさん含まれていて、焼く前は灰色ですが、焼きを入れると含まれている鉄分の関係で赤くなるそうです。
こちらで焼かれている高温で焼き上げた瓦とは違い、低温で焼かれた素焼瓦です。

スペインなどでも赤瓦を見かけますよね!!
似たような気候なのでその地域に合った瓦なのでしょう?
この「赤瓦」ですが庶民の家に使われるようになったのは明治に入ってからだそうです。
それまでは役所とか神社などしか使うことが許されてなかったそうです。昔は庶民の家は黒っぽい瓦だったそうです。
沖縄のあの屋根の風景は近年になってから全体に広がったのでそうです。

その地域に合ったものを・・

あの「赤瓦」を気に入ったからと広島で使うと不都合が生まれます。
冬に水を含みやすいと氷点下では中の水分が凍って膨らんで割れていきます。氷点下になる地域には向いてないのです。

北海道では外壁も使われるものが限定されるそうです。
極寒の地なので凍害の少ない外壁材を使用します。
こちらでは目にすることが少ないビニールサイディングなども使用されます。
その地域に合った瓦、建材を使用して家を建てています。

広島は氷点下になることもある厳しい寒さの冬と沖縄よりも暑い?厳しい夏もあります。
その気候に合った建材・瓦・断熱を取り入れた家を建てることが必要となります。
意外と厳しい気候で生活してます。
その厳しい環境に建てられる家、快適に住める家をお届けしてます。

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