調湿作用

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今年の夏はずっと湿気が高く、梅雨明けしてないような感じが続いてますね!!

家が調湿作用を持っているかで、かなり過ごしやすさは変わってきます。

いろいろな説はあるのですが、木造住宅に使われている無垢の柱は、ビール瓶約6本分の水分を吸放湿するといわれています。

木が伐採されて、柱として加工された後でもしっかり生きている証拠ですね。 「調湿作用」を発揮し続けてます。高温多湿の日本の気候に向いている住宅だといえますね!!

昔の家はこの木の特性を活かして建てられてました。しかし、現在では構造材に木材を使用しない軽量鉄骨やコンクリートの住宅が増え、調湿作用のない新建材が多用されてます。

住み心地が悪いだけでなく、結露のトラブルやダニやカビが発生しやすい環境となってます。

そこで最近になって内装材に無垢の木を使うことの調湿作用の高さ、有用性が、あらためて見直されています

無垢の木の内装材でも・・・

無垢の木の内装材を使用していると謳っている会社の中には無垢の木にウレタン塗装をした床材や仕上げ材を使用している会社が多いです。

このウレタン塗装ですが木の表面に硬い皮膜を作ってしまい、折角の「調湿作用」を失わせています。

これでは木目のビニールシート張りの新建材とほとんど変わりないことになってきます。

無垢の木を、自然素材を使用しても、ほとんど「調湿作用」のない家が完成します。

伐採したての木はかなりの水分を含んでます。この木を製材してある程度まで乾燥させると「調湿作用」が高くなってきます。
ただ、この木を限界まで乾燥すると木は「調湿作用」が失われてしまいます。木を限界まで乾燥させて、薄い板として接着剤で張り合わせた集成材があります。この集成材を多用したのでは、もはや木の家とは言えなくなっています。

木の周囲の水分を吸放出して、木自体が水分を保とうとする性質をがあります。これは製材後も続きます。部屋の湿度が高い時は吸収、低い時は放出して、常に湿度60%くらいに調節をしてくれます。

無垢材を多用した空間では、湿度の変動が緩やかとなり、結露の発生が少ない、心地よく健康的な空間を作り出してくれます。

60%程度の湿度が、人が快適に過ごせといわれてます。カビやダニ、ウイルスが発生しにくい環境・湿度となります。

弊社が自然素材にこだわる理由の一つです。

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