家が長持ちしない原因

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新建材ばかりの家


前回、家が長持ちしないのは日本は「高温多湿」であるということが強調されているとあげました。

ところが今の家のほとんどがびっくりするくらいに湿気弱い建材が使われてます。

以前は廻り縁や見切り材など一部だけの利用でしたが木の粉を固めたボードに木目のビニールシートが張られた建材使われてました。
それがいつの間にか床材なども木目調のシートを張ったボードになってます。

これらの建材は水を吸うと膨れ上がります。
床材などは水をこぼしたりすることが多いです。
すぐに拭き取りますが運悪く隙間があれば水は入り込みます。
そうするとそのうち床材の水が入ったところが膨れ上がります。
この床材は膨れ上がれば簡易な補修はできません。
張り替えることとなります。

また、木の粉を接着剤で固めたものです。
普段の生活でもわかりますが接着剤は経年で接着剤は接着力を失います。
将来的にはボロボロになります。
湿気が入って膨れるほどでもない状態でも接着剤は湿気に弱いので早めにボロボロになりやすくなります。

このボードの前は木を薄くして張り合わせた。合板が多用されてました。これらもやはり湿気を吸ったり、経年で接着剤の接着剤か弱くなりばらばらになりやすいです。
壁などの垂直面に施工してあるものは人が歩いたりすることがないので接着力が落ちてもそのままでいることが多いです。
ところが床は人が移動します。
よく、古い家で床の一部がブヨブヨになる、一部が体重をかけると下がる気がするなどはこの接着力が落ちたからということが多いです。

このような建材を使用している家は大体30年で建て替え・・

30年経つと二回目ぐらいの水回りの交換となります。
キッチン、トイレ、ユニットバスなど年々値上がりしてます。
これらの総交換に、外壁も劣化で塗り替えではなくて張替、屋根もそうですね!!
そして家の中のあちこちがブヨブヨで抜けそうとなるとリフォームの見積もりは「新しい家を建てる」ほどになります。それならば建て替えとなりますね!!

そして、近年は高気密高断熱化した家が増え、断熱材の施工不良から多くの家で「壁内結露」が発生して家を腐らせる事例が増えてます。
酷い家ではたった2年で住むのが危険と判断される家も出てます。
多くが15年から20年で建て替えとなってます。

畳は日本には良い建材でした。

畳は調湿性能も高く(現在普及の畳は怪しいですが・・・)、劣化すれば畳表を裏返して、二度目には張替です。
それほどお金をかけないでリフォームできてました。
自然素材なので体にも優しいです。
今は和室も消え、新建材だらけの洋室が増えてます。
そして、窓を閉め切った生活が増えてます。
これらのことも家を早くダメにしてます。
日本では気候風土に合わない家を大金をかけて建てている傾向が強いです。
そのあたりのことを考えてみませんか?
どんな家を建てたらよいか・・

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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