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古い家屋や寺院、仏閣は軒の出がしっかりとした建物でした。
建物は強い日差し、雨風、雪などにさらされ続けてます。
それをカットしてくれるのが「軒」です。
ところが最近は「軒」がない、または軒の出が少ない家が増えてます。

軒がないとどんなデメリットがあるのでしょうか?

・日差しが強く当たる

雨はたまにしか降りませんが、日差しの方は毎日のように外壁などに当たり続けます。
「軒」が出ているとかなり日差しをカットできます。
ないと強い日差しが当たることになります。
どうしても採光のために日の当たる場所に窓を付けます。
強い日差しが入ると家の中のものが日焼けしやすくなります。
掃き出しのサッシの近くの床が焼けて変色しいるのをよく見かけます。
昔の家では縁側に座ると日陰になってました。

・雨漏りの可能性が高くなる

軒がないとダイレクトに雨や雪が外壁に当たることとなります。
どうしても外壁が傷みやすく、水も侵入しやすくなります。
そして、中に侵入した水がわかりやすく部屋まで入ってくればよいのですが(実際は良くないです)、壁の中だけで浸水が収まっていることが多いです。
水濡れは断熱材を劣化させて、カビなども生えやすくなりますし、湿気が高いことでシロアリ発生のリスクも高くなります。
どうしようもない状態になって初めて内壁にシミなどができ始めて築くということが多いです。

・外壁の痛みが早い

軒がない3割くらい外壁の塗装の劣化が早いといわれてます。
10年おきの塗装が7年おきにする必要性が出てきます。
塗装とともに継ぎ目、ジョイント部分の劣化も早まります。
メンテナンス費用も増大することとなります。
表面を保護している塗装面が劣化すると防水が切れて浸水リスクが増えるこことなります。

軒のない四角い家、キューブ型の家が人気だそうです。
スタイリッシュでかっこいい家だからだそうです。
ただ、雨の多い日本の気候には不向きな家であることは確かです。
この辺りはしっかりと認識して家づくりを考えたいものです。

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