キッチンの幅

画像の説明


日本のキッチンはこのキッチンだけで食材のカットから調理まで済ませてしまいます。
キッチンが作業台も兼用していることとなります。

海外のキッチン(大きめの家)では壁にキッチンが付いていて、その前に作業台があります。これがアイランドキッチンです。
日本のアイランドはキッチンスペースのど真ん中にシステムキッチンがあるのをアイランドキッチンと呼ばれてます。

この作業台兼用のキッチンで調理をすると狭さを感じる方もあります。
そこで少しでもキッチンの幅が広い方が良いとリクエストされる方があります。
ところがキッチンメーカーが販売しているシステムキッチンの場合は画像の青矢印の間隔は広いキッチンを採用しても広がりません。
赤矢印の部分が広くなるだけです。
よく使われるキッチンが幅が2550mmです。これがワンランク上なら2700mmとなります。
このふたつを比べると青矢印の部分はほとんど変わりません。
赤矢印の部分が広がるだけだと作業スペースが広がるとは言えません。

広がらない訳は黄色の矢印にあります。
シンクとコンロの間が広がると動線が伸びるからです。
広がると一歩、二歩と動線が伸びます。
毎日のこととなると長すぎる動線は大変となるからです。
作業スペースの問題だけでで考えると幅広いキッチンは意味がないと言えます。

これがコンロの横にスパイスとかを並べたいとか、シンクの横に据え置き型の食洗器を置きたいとかお考えなら話は変わってきます。
このようなことがしっかりと分った上でのキッチン選びが必要ですね。

画像の説明

先日、知り合いと話をした中でその方は画像のようなキッチンの横にダイニングテーブルを並べる間取りにしたそうです。雑誌とかネットで見ると「素敵に見えた」そうです。打ち合わせでしっかりと、こうしたいと伝えたそうです。そのためにキッチンスペースが広がったせいでリビングは狭くなるとか、動線がドンと伸びて凄く歩数が増えたと、この間取りに後悔しているようでした。

ただ単に流行っているからとかで間取りを検討するのはどうでしょうか?
自分たちの家族の生活に会っているか検討する必要がありますね!!
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