ダブル断熱と自然素材にこだわる

落ち着かない家

「落ち着く」とか「落ち着かない」というのがあります。
また、完全に意識してではなく「無意識」のうちに感じている場合もあります。
これが家にいるのに落ち着かない原因なのではないでしょうか？

よく、内装の打ち合わせをするとアクセントクロスの話が出ます。
通常は白かそれに近い色で統一します。
それでは物足りないと部屋の一面とか全く色の違うクロスを張ることですね!!

内装を決める際にこれから家具やカーテンなどが入ってくることを考えずに色決めをしている場合が多いです。
建具やアクセントクロスだけでも、かなり色があふれることとなります。
これに家具が入り、インテリアやカーテンが入ってきます。
色があふれかえる状態となります。

落ち着くというのは人によって感じ方が違います。
人によっては色があふれている方が良い人もあるかもしれませんが、多くの方は落ち着かない、不愉快に感じると思います。

どうして失敗するのか？

一番多いのは、色決めの際に小さなサンプルで決めてしまうことが多いです。
ところが実際に広い面積に張ってしまうと全くイメージと違ったということは多いです。
また、打ち合わせをする場所や照明の問題です。
実際の家の中では太陽光の光が入って明るくしてます。そこで過ごす時間は長いです。(昼間に過ごす時間が長い、夜はほとんど寝てます)
打ち合わせの際は窓がないとか、照明で明るくした空間で検討する場合が多いです。そこでその時見た色と太陽光の下での色が違って見えたりします。

色決めをする際は大きなサンプルで見たり、そのサンプルを外に持ち出して、太陽光が当たる空間で見てみることも重要です。
実際に外壁材の色決めの際にショールームの案内の方がお客様とサンプルを持って外で確認するということしている会社もあります。

また、極端に色が違うクロスを一番、目に入りやすい壁に張ると違和感を感じて来るようになります。
飽きてきたりもします。

確かに「差し色」というコーディネートがありますが、ファッションの中でポイント的にとか部屋の中で目立つ色のクッションを置いたりします。それで明るい印象がより目立ったりします。
どんと広い面積に入れたら差し色どころではなくなりますね!!

前記にもありますが部屋を何も入れずに生活する方は、ほとんどいないと思います。どんどん色が入り込んでくるのが一般的です。
それほどアクセントクロスとか冒険しなくても、白系で統一で問題ないと思います。
まあ、最終的にはお施主さんの考え次第ですが・・

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