2023.09.11 カテゴリ：ブログ

設定温度を２７℃としても・・・

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夏のエアコンの設定温度は２８℃と呼びかけられてます。
ところが多くの家で２８℃にエアコンを設定していると、「暑い」と感じます。
多分？２６℃から２４℃くらいにしていると思います。

どうして２８℃にエアコンを設定していると、「暑い」と感じてしまうのでしょう？
それは家が起因です。
この時期、外は灼熱地獄です。
断熱が不十分だと壁や屋根がどんどん熱くなっていきます。
壁は蓄熱して輻射熱を放射し始めます。
そこで部屋の中の温度は２８℃となっても、壁などからの輻射熱を感じるので暑く感じるのです。
これが「体感温度」というものです。

そこで家の壁や天井などが冷えるためにエアコンの設定温度を２６℃から２４℃くらいにしないと家の壁や天井などが冷えないのです。
そのためにエアコンは電気を消費します。

この現象は冬も同じように起こります。
今度は家の壁などが冷やされて。その冷たさを感じるから暖房をしてもなかなか暖まらないとなります。

お施主さんが「エアコンがすぐに止まる」と言われます。

弊社のダブル断熱の家では「エアコンがすぐに止まる」と言われます。
すぐに設定温度になるからですね。
最初はエアコンが壊れたのかと思ったと多くのお施主さんの声があります。

エアコンが停止後、緩やかに部屋の温度は上がります。
忘れたころに再起動して、エアコンは冷やし始めます。
エアコンが動かないので消費電力も少なくなります。
温暖化で４０℃近い気温となりつつあります。
断熱性の違いがアフターのランニングコストを大きく変えてきます。

また、しっかりとした壁内結露対策ができてないと外気の温度が高い分は部屋との温度差(エアコン等で)が激しくなります。
温度差があると結露が発生しやすくなります。
最終的に水が大量発生ということになります。
この水・水蒸気を壁から追い出せるか、できないかで家の持ちが違ってきます。

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