本体価格・坪単価

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10月に入り、中古車屋さんの並べられている車の価格が急に高くなったように感じてました。
調べてみるとこれまでは「本体価格」のみを表示してました。
それが10月からは総額表示、乗り出し価格の表示となったそうです。

中古車を購入しても「本体価格」の金額だけでは乗り出すことが出来ません。プラスして税金、登録手数料、納車費用などを支払らうこととなります。
消費者としては乗り出すのにいくらいるかがはっきりして買いやすくなりました。

実はこの諸費用・諸経費の部分の中に「儲け」が入れ込まれてます。
総額表示では諸費用・諸経費の部分が含まれるので異常に高いとすぐにわかります。中古車も相場というのがあります。だいたい本体は同じくらいの価格ですので、諸費用・諸経費の部分の差がハッキリとしてくるからですね!!

住宅業界では・・

住宅業界では本体価格とか坪単価という表示が使われてます。
諸費用はだいたい決まってますが家を建てる際に付帯工事が必要です。
電気・水道・ガスの引き込み工事等は建設地によって大きく変わってきます。
そこで総額表示がしにくいです。
エアコンなどでは標準工事費(取付場所によって追加が必要)という形で宣伝されてますが、住宅の場合は建てる土地によって大きく変わるので標準工事費での表示はしにくいです。熱源をオール電化にするか、ガス併用にするかでも大きく違ってきます。

本体価格の怪

住宅の本体価格についてはどこまで含まれるかが会社によって違います。
会社によっては(ローコストのところ?)基礎や設備が含まれていない場合もあります。住める状態ではなく、箱がいくらとしているのです。
少しでも安く見せるためですね!!

これが車ならタイヤなしの価格ですね!!
諸費用・諸経費だけでなくタイヤやホイールの価格までも考えないといけないというのはおかしな話です。

それを一般消費者(家づくりの初心者)は単純に本体価格の違いで判断したりします。支払い総額で考えると

本体価格の安い家 > 本体価格の高い家

となることさえ多いです。

住宅の価格比較に使われるのに「坪単価」というのがあります。
これもほとんどの場合は諸費用・諸経費を含まない本体価格を延床面積で割ったものを提示します。

住宅は大きい家も小さい家も「水回りなどの設備」は同じように必要です。そしてこの「水回りなどの設備」が一番お金がかかるところです。
そして、壁や床。天井等は家が大きくなっても比例して建材費用が増えるということはないです。
そこで本体価格を延床面積で割る「坪単価」は大きな家の方が安くなります。
小さい家は「高く付く水回りなどの設備」を小さい数字で割るので「坪単価」が高くなることとなります。

そこで支払い総額の比較でないと高い買い物をするということが起こってきます。

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