結露ができるわけ

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空気は温度によって含める水蒸気の量が変化していきます。
室温が高くなるほど多くの水蒸気を含むことが出来ます。

室温(℃)g/㎥
04.85
109.41
2017.3

暖房を入れている部屋では20℃前後です。
1㎥あたり17.3gの水蒸気を最大含むことが出来ます。
湿度100%という環境にはなりにくいですが加湿器などを使いすぎると高湿度となります。

そこで冷たい窓ガラスに空気が触れると、そして窓ガラス付近の空気は温度が下がってます。
10℃なら9.41gしか水蒸気を含むことが出来ません。
含まれない水蒸気は水となります。
結露が発生することとなります。

このことから数℃の違いでも結露は発生する可能性があるのがわかると思います。
10℃くらい温度差があれば激しく結露は起こります。

見えない場所に発生する結露が怖い

我々からいうと見えない場所の代表選手は家の壁の中です。
壁の中にしっかりと断熱材が入っていると隙間がなく温度差もできにくいです。
ところが壁の中には配管や電線、筋交いなと障害物があります。
ここにしっかりと隙間なく断熱材を入れるのは断熱材によっては難しいです。

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よく使用されるグラスウールは袋入りとなってます。
ビニールで巻かれてますこれだと壁のコーナーあたりは隙間ができやすいです。そして障害物があれば当然隙間ができます。
隙間は断熱が効かないので温度が下がります。

そこで結露が発生します。
これが一時的ではなく今の時期なら暖房をするので温度差ができやすいので大量な結露が発生、毎日だと最終的には大量の水が断熱材に吸われることとなります。

水分を含むと吐き出す力がない断熱材だと重くなって下に落下することとなります。水分を含んだままなのでカビや腐敗菌が発生します。
そして、このことが家を傷め、腐らしていくのです。
これが壁内結露の恐怖です。

弊社が使うセルロースファイバー断熱材は細かい粒状で壁の中に吹き込みます。最終的には押し込みます。そこでどんな形のところでも隙間なく入ります。規定量が入っていれば重さで下がるということも少ないです。
そこで隙間なく断熱材が入っているので結露の心配がなくなります。

そして、万一結露が発生しても調湿性能の高い素材なので余分な湿気は断熱材自体が吸い込みます。
ただ、セルロースファイバー断熱材の原料は新聞紙、元は「木」です。
「木」は水分を含んでも通常は何の問題がないです。
「木」から作られた断熱材なので多少の湿気を吸い込んでも問題ないです。

それだけでなくセルロースファイバー断熱材の優れた特徴ですが空気が乾燥すると含んでいる湿気を適度に放出します。
部屋を心地良い空間にしてくれます。
家一軒となるとセルロースファイバー断熱材の保水力は浴槽一杯分にもなります。かなりの湿気でも調湿が可能です。
乾燥時も湿気を適度に発散続けます。

これが無結露住宅と言えるわけです。
結露の心配のない家は長持ちするし、快適です。

自然素材にこだわった、断熱性の高い家を適正価格で、ご提供してます。
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