「ネツト・ゼロ・エネルギーハウス(ZEN)」実績・普及目標
ZEH普及目標及び実績報告
アートホームズEはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)ビルダーの登録事業者です。
これまでの実績の報告と2025年の普及目標を公表いたします。
これからもお客様への周知に努めZEHの普及に努めてまいります。
2020年度 (令和2年度) | 2021年度 (令和2年度) | 2022年度 (令和3年度) | 2025年度 (令和7年度) |
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実績 | 実績 | 実績 | ZEH普及目標 |
実績0%ですが
高断熱の家は以前から建て続けてます。
太陽光発電システムや高性能省エネの住宅設備を採用した家は数多いです。
ほぼ、ZEHという家の建築実績は数多いです。
これからはZEHの家づくりを推進していきます。
ZEHとは?
■目次
どうして、国がゼロエネ住宅(ZEH)を推進するのか?
国がゼロエネルギー住宅を推進し始めることになったきっかけは、2015年に開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択された「パリ協定」です。
パリ協定では地球温暖化防止の施策として、その大きな原因となっている温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど、主に二酸化炭素)排出についての対策が各国間で協議されました。
その結果、「2度(℃)目標」として知られる「世界の平均気温上昇を工業化以前(産業革命前に比べて)から2℃以内に抑える」という目標が、各国共通の長期目標として策定されたのです。1.5℃未満への抑制が努力目標とされました。
この「2度目標」を達成するために、日本は「2030年にCO2排出量を2013年比で26%削減する」という国際公約を結びました。そして、2050年までにには1.5℃というのを目標としてます。
その国際公約を果たすための取り組みの一貫が、エネルギー排出量が概ねゼロである住宅「ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)」の普及・推進というわけです。
弊社も「ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)」の普及・推進をする努力を始めてます。
アートホームズがすすめているのが「ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」+「自然素材にこだわった住み心地の良さ」という住宅建築プランです。
ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の高断熱化(ダブル断熱など)と高効率住宅設備による省エネを実現し、使う電気・エネルギーを削減します。
また、太陽光発電等でエネルギーを創ることで家で年間に消費するエネルギー量と家から創るエネルギー量を組み合わせて、年間に消費する正味エネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅です。
①断熱性能を高めること
②高効率な省エネ設備を導入すること
③創エネ設備を導入すること
※そこでプラマイゼロにするのなら、大容量のソーラーパネルを載せてしっかり発電させるとプラマイゼロになるという話しになりますが、大前提に化石エネルギーの使用を抑えるというのがあります。
そこで、 高断熱・高気密化や高効率なエアコン、エコキュート、人感センサー付LED照明等の省エネルギー技術の導入により、省エネ効果を高めて消費するエネルギー量を減少させる必要があります。 つまり「断熱+省エネ」で日々の家での消費エネルギーを削減して、「創エネ」で消費エネルギーを上回るプラマイゼロ以上プラスになるのが理想です。
弊社の家の場合は元々、高断熱の家の仕様なので、基準をクリアするために、オール樹脂製のサッシ(または適合するサッシの場合も)やZEH基準適合した省エネ住宅設備、太陽光発電システムの採用あたりで軽くクリアできます。太陽光発電システムについてはこれまでにも搭載されたお宅が数々ありますので技術的にも問題がないです。
ZEHはメリットがいっぱい!!
■住宅ローン・税制・補助金
適合住宅では補助金が出たり、住宅ローンでは金利の優遇、融資額の増加などの特典が生まれるケースが出てきます。
断熱性アップで住宅ローンや税制優遇などお金の面でも普通の家を建てるよりも大きな格差を生みます。
■光熱費を気にしなくても良い生活
概ねゼロエネルギーということは=光熱費を気にしないとなります。
日本には四季があり、温暖な地域でもエアコンなしで過ごせるのは数カ月です。一年の2/3程度は冷暖房を必要とします。高断熱の住宅では冷暖房にかかる光熱費を劇的に削減できます。
そして、太陽光発電などで創エネと組み合わせれば、実質光熱費をゼロにすることも可能で光熱費を気にすることがない家となります。
これまでは太陽光発電は売電がメリットでしたが、これからは光熱費ゼロがメリットとなります。
このところ、円安やウクライナ情勢などの影響でエネルギー価格の上昇が続いていますし、今後も下がる要因はないといえます。
使うエネルギーの大幅削減と創エネがあればエネルギー価格の上昇も怖くはないです。
■健康面でも・・
家の断熱性と健康は大きな関連があります。室温が18℃以下ではトラブルが発生しやすいと言われてます。
日本の家は冬に寒い、室内の温度差が大きいのも特徴のひとつです。
ここで心配されるのが「ヒートショック」です。
「ヒートショック」の犠牲者は交通事故より断然多いです、年間約1万7,000人の方が亡くなっています。このあたりも大きく改善されます。
また、断熱性の低い住宅では、結露によるカビ・ダニが原因で起こるアレルギー、血圧の上昇、脳血管疾患などが発生してます。
冬に暖かい家だと高齢者さんの活動量が増えたというレポートもあります。高齢者さんの健康増進につながります。若い方でも活動量が寒いと低下しますね!!
良くないことです。
■資産的な面でも・・
以前にこんなことがありました。
1981年(昭和56年)に、耐震基準が大きく改正されました。それまでの耐震基準の家を「旧耐震」、それ以降の家を「新耐震」とはっきりと区分されるようになりました。
万一、家を売りに出す場合でも「旧耐震」の建物には買い手がつかない、付いても「銀行ローン」が通りにくくキャンセルされるなどといったことがありました。「旧耐震」だと安く査定されて相場より安く取引されることになりました。
今後は省エネ性能においても同様なことが起こるかもしれませんね?
「旧省エネ基準」と「新省エネ基準」の家で格差が生じる可能性があります。
「資産」という面でも格差が生まれる可能性があります。
■災害時も安心・・
災害時の大規模停電時でも太陽光発電設備等を備えていれば、昼間の電気を確保できまます。
また、蓄電設備を備えていれば昼間だけでなく、夜間でも電気を確保できます。
高断熱の住宅なら寒い日の被災でも暖房なしでも、それなりに過ごせます。
万一の災害にも安心の住まいです。
デメリットもありますがアートホームズの家なら改善できます。
■ZEHで家を建てるデメリット
家を高断熱化する、省エネに優れた住宅設備を入れる、太陽光パネルや蓄電池の設置等で費用が増えますので、ZEHで家を建てると普通仕様の家を建てるよりも費用がかかってしまいます。
ソーラーパネルや省エネ住宅設備は定期的なメンテナンスがや部品の交換が定期的に必要なものもあります。その他の要因もあって普通仕様の家よりもメンテナンス費用が増える傾向にあります。
よく、ZEH仕様の家は窓が小さいと言われます。どんなに高性能のサッシでも壁よりは断熱性能が落ちてしまいます。規定の断熱性能をクリアする数値を取るためには断熱的に不利な窓はできるだけ小さくするためです。
ソーラーパネルは屋根に乗せると規定量を発電してくれるというものではないです。曇りの日とかは、ほとんど発電しません。気温が低すぎたり、真夏で陽がガンガンに当たるとものすごく発電してくれそうですがパネルの温度高すぎると発電が落ちたりします。(発電の低下はパネルによって違います。)発電が少ないとプラマイゼロが成立しなくなります。
これからは・・・
2025年、等級4が最低ランクに・・・
等級7 | HETA20 G3 相当 | 2022年10月~ |
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等級6 | HETA20 G2 相当 | 2022年10月~ |
等級5 | ZEH基準相当 | 2022年4月~ |
分岐点 | ↓これまで | ↑近い将来これ以上が望ましい |
等級4 | 平成28年(2016年)省エネルギー基準 | 2025年これが最低ランクとなる |
等級3 | 平成4年(1992年)省エネルギー基準 | 2022年3月まで |
等級2 | 昭和55年(1980年)省エネルギー基準 | 2022年3月まで |
等級1 | 無断熱または等級2に満たないもの | 2022年3月まで |
等級4というのが最低ランクとなりますので、今後は等級5のZEH基準相当の家がスタンダードになっていきます。
■ZEH時代、これからの家は・・・
こんな間取りにしたい!という以外に、使うエネルギーの削減という視点でも、間取りの検討が必要です。
太陽の暖かさを取り入れるパッシブソーラーの考え方や通風や採光を考えながらベストプランを目指しましょう!!
エアコンでガンガン冷やす、暖める時代ではないです。
まずは外気の「暑い、寒い」を家に入れないということが重要です。壁の中に断熱材を入れるだけでなく、外壁外に張り付けてしっかり入り口で断熱して外気熱を入れないことが重要となります。弊社のダブル断熱が再認識されてます。
外張り断熱を追加
エネルギーの消費を減らすとか省エネと聞くと=我慢というイメージですが、そうでないです。
高断熱の家で賢い省エネ設備を使えば、我慢せずに快適と省エネが両立します。断熱が良いので電気代が気にならないと夏はエアコンを付けたままのお施主さんがおられます。それでも普通の家より「省エネ」になってます。
ZEH住宅を建てるまでの大まかな流れ
★ どの会社に依頼しても建てられますか?
★ZEH住宅の建築会社の選択では、建築会社が「ZEHビルダー」または「ZEHプランナー」の建築会社の選択では、建築会社が「ZEHビルダー」または「ZEHプランナーとして登録しているかどうか、の事前確認が必要です。ZEHビルダーは工務店やハウスメーカーなどが、ZEHプランナーは設計事務所などが登録しています。
★ ZEH住宅を建てるまでの大まかな流れを教えてください。
★ZEH住宅には補助金が出るので申請が必要です。公募期間が定められています。交付の決定は申請の先着順のため、希望するZEH補助金制度の情報を随時確認が必要です。大まかな流れは次のとおりです。
1.ZEH認定ビルダー・プランナーに相談・設計 2.金融機関によるローン審査・契約 3.ZEH補助金の申請・審査・交付決定 4.着工・ZEH住宅完成後に実績報告書を提出 5.ZEH補助金の入金
★ZEH補助金制度の利用の際には、各地域ごとに定められた断熱性能のクリアや再生可能エネルギーシステムの導入などの細かな条件が決められています。このほかにも様々なことをクリアする必要があります。
★ 途中で間取りの変更や設備の変更はできますか?
★補助金制度を利用する、ZEH住宅の設計プランの作成では、エネルギー消費量や断熱効果などを入念に細かく計算しなければいけません。そして、ZEH補助金制度では、申請した内容どおりの建築が求められるため、申請後の間取りや機器の変更はできません。 そのため、ZEH補助金制度の利用では、入念な検討を重ねて設計プランを作成し、今後は変更なしの最終確認をしたあとに申請を行う必要があります。